恋しくなる季節
2024-11-05
カテゴリ:食材について,季節の話題
オススメこれはウマい
みそ煮込みうどんの『みそ』がミソ
先日のブログに、熱燗が恋しくなるころと書き込みましたが、こちらも。
やっぱり寒い日には、『みそ煮込みうどん』ですね。
わか松のみそ煮込みうどんには、ふたつの特徴があります。
ひとつ目は、『麺』。
この地方のみそ煮込みうどんと言えば『太麺の堅い麺(うどん版アルデンテ)』ですが、わか松の自家製煮込み用麺はそれほど太くなく、加水が多めの柔らか麺です。煮込み加減も絶妙に調整し、かすかに芯が残るか残らないかという仕上がりです。それにより、汁のみその風味と出汁の深みが麺の内部にも行き渡り、ふわっとした味わいのあるみそ煮込みうどんに仕上がります。
ふたつ目は、みそ煮込みうどんに使用する『みそ』。
みそ煮込みうどんには、八丁味噌を使用するのが通例になっております。八丁味噌とは、現在の愛知県岡崎市の八帖町(旧・八丁村)で、江戸時代初期から作られてきた豆味噌のことです。
もちろんわか松も豆味噌をみそ煮込みうどんに使用していますが、創業以来「八丁味噌」は使用していません。当店が使用している豆味噌は岡崎ではなく、愛知県でもなく、なんと長野県の涼しい味噌蔵で醸造していただいております。低温醸造なので、苦味やえぐみの少ない上品な豆味噌が出来上がります。
それにより、わか松のみそ煮込みうどんはとてもまろやかで、飽きのこない、風味豊かな味になっているのだと思います。
これからはひんやりとする日が続くと思いますが、そんな時には是非わか松のみそ煮込みうどんを思い出してください。
辛さと旨みがクセになる「旨辛みそ煮込みうどん」や、しょうゆ味の「こってりちゃんこ煮込みうどん」も好評です。