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スタッフブログ

蕎麦(そば)七十五日

2024-10-06
カテゴリ:食材について,季節の話題
チェック重要
そばを扱っているとよく聞く言葉
今日も「そば」について少し書いてみます。
昔から「蕎麦七十五日」と言われているのですが、これはそばの生育が早いことを表現しています。
そばは発芽して2週間ぐらい経つとつぼみを持ち始めて、花は1本の茎に相当数咲きます。
気候がよく育ちが良ければ2ヶ月ほどで結実します。つまりそばは種をまいて実がなるまでに、およそ七十五日しかかからないということなのです。以前のブログにも書きましたが、夏そばと秋そばがあって、夏そばは秋そばに比べて収穫量が1割〜3割多いと言われています。さすが、夏そばの方が収量が良いようです。

日本列島の形は南北に長いので、種まきも産地によって5月下旬から9月初旬まで続きます。ですから花の盛りの時期も大きく違ってきます。秋そばについて言えば、およそ9月下旬と言われていますが、そばの実の刈り入れは北海道で9月下旬、信州では10月下旬、中部から四国、九州まではそれよりすこし遅れるのが通例です。
ここのところの地球温暖化の影響で、少しづつ刈り入れ時期が遅くなってきていることは否めません。

色々な食材について、それぞれ旬と言われている時期がどんどん変わってきてしまっています。しかし、そばについて言えば『実ってくれているだけ、ありがたい』と思わなければいけませんね。
そばの実
蕎麦殻がついたままの実
そばの花・白
まっ白な蕎麦の花
そばの花・赤
蕎麦の花には赤いものもあります
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