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スタッフブログ

『四角・三角、どちらですか?』

2024-09-16
カテゴリ:食材について,季節の話題
注目チェック
行楽や催事が多い秋が到来!
見出しには「秋が到来!」と書きましたが、未だ秋らしさは全然うかがえませんね。まだまだ暑い夏が続いております。

行楽の秋、秋の運動会、地元の秋祭りなどなど、お弁当を持って、あるいはお食事が振舞われたりする機会が増えてまいります。そんな時にとても便利ないなり寿司、皆様のご家庭のいなり寿司の『おあげ』は四角ですか、三角ですか?というお話です。

調べてみましたら西日本は三角、東日本は四角が多いのだそうです。雑煮に入れるおもちの四角と丸が日本の地域によって異なるのとよく似ていますね。
三角形の由来は諸説ありますが、「狐の耳の形」が一説。
その他には、稲荷山の形が三角だから、などです。
三角型のいなり寿司の発祥は、伏見稲荷という説がありますので稲荷山の形を模して、というのが正しいのかも知れません。
 
四角は、五穀豊穣を代表する俵の形に似ていますよね。
以前のブログにも書きましたが、もともと稲荷信仰の神様「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」は五穀豊穣を祈願するものだったのですから、縁起の良い形ということなのでしょうか。

とりあえず『おあげ』の形がどうであれ、いなり寿司はとても美味しい日本を代表する食べ物ですね。
ちなみに、わか松日進蟹甲店店長の大好物です。

宇迦之御魂神
全国各地に数多くあるお稲荷さんで知られる稲荷神社の神様が、このウカノミタマノカミ。 「ウカ」とは穀物のこと。 そのため、五穀豊穣をつかさどり、途中からお稲荷さんを信奉した商人が成功をおさめていったことから、商売繁盛の神様としても広くあがめられている。




いなり寿司三角
いなり寿司四角
三角・四角
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