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スタッフブログ

今日も再び『うなぎ』の明るい話題です

2024-07-27
カテゴリ:食材について,季節の話題
注目重要
7/24、土用の丑でした。
梅雨が明けてから本当に連日の猛暑。良いタイミングでパワー食であるうなぎを食す習慣である『土用の丑の日』がめぐってくるのですね。皆様はお召し上がりになられましたでしょうか。
ご提供していて言うのもなんですが、「シラスウナギ」の不良が続いており、高嶺の花にとどまり続けているうなぎ。ほんと高級食材です。
そんな中、ワクワクする話題がメディアから。

うなぎを養殖すると、なぜか9割がオスになるということです。うなぎは成長の過程で性別が分かれる魚で、養殖の環境によってオス・メスに分かれるとされますが、その詳細は解明されていないようです。

しかし、養殖うなぎの9割をメスにすることに愛知県の水産試験場が成功したのだそうです。その秘密は、うなぎに毎日与える餌に秘密が。女性ホルモンと構造が似ている「大豆イソフラボン」を餌に入れるとオスとメスの比率が逆転し、9割がメスになったということです。
メスうなぎは稚魚期の餌食いや成長はオスウナギよりも緩やかですが、通常出荷サイズよりも大きく育てることが容易で、大きくなっても身が柔らかく美味しいという特徴があるのだそうです。

このメスうなぎの特徴を活かし、養殖うなぎを通常出荷サイズの2倍のサイズになるまで育て、一匹のうなぎからうな重を一人前ではなく二人前提供することで、資源を守りながら、より多くの方に美味しいうなぎを味わっていただきたい!!というコンセプトのもと、研究開発を進めたのだそうです。

これが一般的になればうなぎも安価で生産することができ、私たち飲食店もお手頃にご提供できる時がもうすぐそこにきているようです。とても楽しみな話題ですね。

今年はニの丑があり8月5日です。
この日は、わか松が営業しておりますので是非うなぎ料理をお召し上がりくださいませ。

この時点ではまだ『オス』か『メス』が決まっていないんですって
通常の2倍に育ったメスのうなぎ、とても太い!
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