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スタッフブログ

北海道で最盛期

2024-07-21
カテゴリ:食材について,季節の話題
これはウマい
旨みが凝縮しています
わか松でもだしや白身魚の昆布締めなどに使用している「だし昆布」。
北海道の根室から昆布森にかけての海岸線などで最盛期を迎えている昆布漁。毎年6月から10月頃まで続きます。

その北海道各地域でも人手不足が深刻で、水揚げした生昆布を干す作業もままならなくなりつつあるそうです。
そんな中、北海道根室市の歯舞地区では、東海大静岡キャンパスの学生5人が泊まり込みで作業に当たるインターンシップ(就業体験)に参加しているのだそうです。素晴らしい!!

無給ながら宿泊費や滞在費は不要で、漁業者の暮らしを味わいながら学生たちの人間形成にもつながるこの事業。一方で担い手不足に悩む昆布漁師たちにとって大学生は頼もしい助っ人であり、新たな地域交流の糸口としても期待が高まる取り組みとのこと。

水揚げされたばかりの生昆布を広げて干す作業に、学生さんたちは「思ったより長くて重たい。(広げて乾燥させるため)砂利を歩くのも大変」との感想。

慢性的な人手不足は10年ほど前からだそうです。また、温暖化の影響かここ数年は不漁が続き、収入の割に仕事がきつい昆布漁は担い手不足が深刻化しているのだそう。当該漁師さんも「高3男子の末っ子からも『後を継がない』と言われている」と危機感を募らせていたそうです。

例に漏れず、私たち飲食業もだいぶ前から慢性的な人手不足に悩まされてきました。ますます少子化が深刻となるこれからの世の中、この問題が解決に向かうとは到底思えません。サービスの機械化などもわか松では考えられませんし、IT化もとても無理です。さあどうしたものか、悩んでいるだけでは何も解決しませんよね。

もし和食や麺の調理や接客にご興味がありましたら、ぜひわか松へご一報ください。
『金の卵』からのご連絡をおまちいたしておりますm(._.)m。
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